Avid Scorchの使い方
今回はiPad専用アプリ
Avid Scorchの使い方をご紹介します。
Avid Scorchはパソコン用楽譜作成ソフトの
Sibelius(シベリウス)で
作られた譜面を電子楽譜として
iPadで使用するアプリです。
なんだか難しそうですね!
でも大丈夫!
楽譜が苦手な方や
高価なSibeliusを持って無くても
音楽が好きな人ならAvid Scorchだけで
十分楽しめます。
順を追って、ご説明しますね!
まずはApp Storeでアプリを購入します。
(2013年現在の価格は170円)

Avid Scorchのアイコンを
タップして始めましょう!
本棚の画面には既に数冊の
楽譜が入ってます。

左上の(?指)のアイコンを
タップすると日本語で操作方法が
解りやすく表示されます。

本棚に入ってる楽譜を開いてみます。

再生ボタンを押せば演奏が始まります。
電子楽譜の良いところは、
音が聞ける事ですね!
練習時には模範演奏として
複雑な譜面のリズムも耳で確認が出来ます。
本棚の画面(マイ スコア)から
オンラインの楽譜ストアに移動してみます。
画面左上のScorchストアをタップ!
下の画像はオンライン楽譜ストア

ここからがAvid Scorchの本領発揮。
ストアには無料の譜面がいっぱいあるんです。
検索でGuitarと入力してみました。
ヒット数は2979件
最初のページにも無料の楽譜が確認できます。

検索キーワードはお好みで!
Guitar Soloで検索したり
好きな作曲家の名前で検索するのもOKです。
バッハのギターソロを探してみます。
無料の楽譜でもダウンロード前に
プレビューで試聴!

ダウンロードすると本棚(マイ スコア)に楽譜が追加されます。
楽譜が小さくて見づらい場合はピンチ操作(2本指で画面を広げる動作)で
好きなサイズに拡大できますよ!

設定で楽譜のフォント、紙質、背景も変更可能です。
下の画像は無料楽譜John Dowland作曲のMrs.Nichol's Almain

再生ではミキサーやキーボードの表示も出来ます。

スコア(総譜)からパート譜のみを表示

五線譜からタブ譜に変更する事も可能です。
タブ譜のチューニングも複数多応してます。

本棚をリスト表示に変更すれば、
作曲者、曲名順などの並び替えが出来ます。

Avid Scorchの良い所は、
無料の楽譜を沢山ダウンロードできる事です。
アレンジ物も豊富で、もともとチェロの
無伴奏曲をピアノにアレンジした楽譜や
ヴァイオリン協奏曲をギターソロに
アレンジした物など、
参考になる楽譜も多いです。
自分のオリジナル曲を無料でアップしてる
作曲家もいます。
ファイルのサイズは小さいので、
iPadに多数の楽譜を入れても容量に
問題はないでしょう。
CDを聴く感覚で、Avid Scorchの無料楽譜を
再生して見るのは
いかがでしょうか?
今までとは違う音楽の楽しみ方が
出来るかも知れません!!
(この動画は2018年に撮影しました)
幸塚淑夫iPad動画
さて〜〜
ここまで書いて何ですが、
Avid Scorchの欠点を紹介します。
まず印刷が出来ない。
これは大きな問題です。
演奏者は楽譜に様々な書き込みをしますが、
電子楽譜は書き込みが出来ないので、
ダウンロードしても紙に印刷出来ないのは
致命的な欠点です。
さらに私のパソコンにはSibeliusの
最新バージョンが入ってますが、
Avid ScorchからパソコンのSibeliusに
ファイルを移す事も出来ません。
つまり有料の楽譜を購入して、
誤植があっても直す方法が無いのです。
下の画像は私が1曲だけ試しに買ってみた
有料の楽譜
S.マイヤーズのカヴァティーナ85円
五線譜に間違いは無いのですが、
TAB譜は最初から間違ってます。
現在のところ修正不可能。

その他、照明(蛍光灯)の映り込みで、
場所や角度によっては見づらい事。
Avid Scorchの譜面台モードでは
Bluetoothフットペダルで、
手を使わずにページをめくれるそうですが、
本番のステージで使用するには、
クリアしないといけない問題が
多数あると思います。
生徒さんでAvid Scorchの有料楽譜を
購入した方は、
まだ一人だけです。
曲目はJohn Dowland作曲の
Sir John Smith His Almain(350円)
購入したのは、生徒のMさん。
普段から電子書籍を読んでる生徒さんで、
iPadの操作に慣れている事や、
初めて挑戦するダウランドの調弦
(3弦がF#)に
五線譜とTAB譜の両方を使いたかったのが
購入の大きな理由のようです。
下の画像はMさんからスクリーンショットを
送ってもらいました。

レッスンでは印刷譜に書き込みをして
iPadと併用しましたが、
MさんにAvid Scorchの感想を聞くと、
移動中に楽譜を読むトレーニングにも
使えて良かったとの事でした。
今後はAvid Scorchをレッスンで
使う機会が増えるかも知れません。
Avid社にはアプリのバージョンアップや
無料楽譜の更なる充実、
有料楽譜の大幅値下げを、
心よりお願いしたいと思います。
今回はこの辺で
Avid Scorchの使い方をご紹介します。
Avid Scorchはパソコン用楽譜作成ソフトの
Sibelius(シベリウス)で
作られた譜面を電子楽譜として
iPadで使用するアプリです。
なんだか難しそうですね!
でも大丈夫!
楽譜が苦手な方や
高価なSibeliusを持って無くても
音楽が好きな人ならAvid Scorchだけで
十分楽しめます。
順を追って、ご説明しますね!
まずはApp Storeでアプリを購入します。
(2013年現在の価格は170円)

Avid Scorchのアイコンを
タップして始めましょう!
本棚の画面には既に数冊の
楽譜が入ってます。

左上の(?指)のアイコンを
タップすると日本語で操作方法が
解りやすく表示されます。

本棚に入ってる楽譜を開いてみます。

再生ボタンを押せば演奏が始まります。
電子楽譜の良いところは、
音が聞ける事ですね!
練習時には模範演奏として
複雑な譜面のリズムも耳で確認が出来ます。
本棚の画面(マイ スコア)から
オンラインの楽譜ストアに移動してみます。
画面左上のScorchストアをタップ!
下の画像はオンライン楽譜ストア

ここからがAvid Scorchの本領発揮。
ストアには無料の譜面がいっぱいあるんです。
検索でGuitarと入力してみました。
ヒット数は2979件
最初のページにも無料の楽譜が確認できます。

検索キーワードはお好みで!
Guitar Soloで検索したり
好きな作曲家の名前で検索するのもOKです。
バッハのギターソロを探してみます。
無料の楽譜でもダウンロード前に
プレビューで試聴!

ダウンロードすると本棚(マイ スコア)に楽譜が追加されます。
楽譜が小さくて見づらい場合はピンチ操作(2本指で画面を広げる動作)で
好きなサイズに拡大できますよ!

設定で楽譜のフォント、紙質、背景も変更可能です。
下の画像は無料楽譜John Dowland作曲のMrs.Nichol's Almain

再生ではミキサーやキーボードの表示も出来ます。

スコア(総譜)からパート譜のみを表示

五線譜からタブ譜に変更する事も可能です。
タブ譜のチューニングも複数多応してます。

本棚をリスト表示に変更すれば、
作曲者、曲名順などの並び替えが出来ます。

Avid Scorchの良い所は、
無料の楽譜を沢山ダウンロードできる事です。
アレンジ物も豊富で、もともとチェロの
無伴奏曲をピアノにアレンジした楽譜や
ヴァイオリン協奏曲をギターソロに
アレンジした物など、
参考になる楽譜も多いです。
自分のオリジナル曲を無料でアップしてる
作曲家もいます。
ファイルのサイズは小さいので、
iPadに多数の楽譜を入れても容量に
問題はないでしょう。
CDを聴く感覚で、Avid Scorchの無料楽譜を
再生して見るのは
いかがでしょうか?
今までとは違う音楽の楽しみ方が
出来るかも知れません!!
(この動画は2018年に撮影しました)
幸塚淑夫iPad動画
さて〜〜
ここまで書いて何ですが、
Avid Scorchの欠点を紹介します。
まず印刷が出来ない。
これは大きな問題です。
演奏者は楽譜に様々な書き込みをしますが、
電子楽譜は書き込みが出来ないので、
ダウンロードしても紙に印刷出来ないのは
致命的な欠点です。
さらに私のパソコンにはSibeliusの
最新バージョンが入ってますが、
Avid ScorchからパソコンのSibeliusに
ファイルを移す事も出来ません。
つまり有料の楽譜を購入して、
誤植があっても直す方法が無いのです。
下の画像は私が1曲だけ試しに買ってみた
有料の楽譜
S.マイヤーズのカヴァティーナ85円
五線譜に間違いは無いのですが、
TAB譜は最初から間違ってます。
現在のところ修正不可能。

その他、照明(蛍光灯)の映り込みで、
場所や角度によっては見づらい事。
Avid Scorchの譜面台モードでは
Bluetoothフットペダルで、
手を使わずにページをめくれるそうですが、
本番のステージで使用するには、
クリアしないといけない問題が
多数あると思います。
生徒さんでAvid Scorchの有料楽譜を
購入した方は、
まだ一人だけです。
曲目はJohn Dowland作曲の
Sir John Smith His Almain(350円)
購入したのは、生徒のMさん。
普段から電子書籍を読んでる生徒さんで、
iPadの操作に慣れている事や、
初めて挑戦するダウランドの調弦
(3弦がF#)に
五線譜とTAB譜の両方を使いたかったのが
購入の大きな理由のようです。
下の画像はMさんからスクリーンショットを
送ってもらいました。

レッスンでは印刷譜に書き込みをして
iPadと併用しましたが、
MさんにAvid Scorchの感想を聞くと、
移動中に楽譜を読むトレーニングにも
使えて良かったとの事でした。
今後はAvid Scorchをレッスンで
使う機会が増えるかも知れません。
Avid社にはアプリのバージョンアップや
無料楽譜の更なる充実、
有料楽譜の大幅値下げを、
心よりお願いしたいと思います。
今回はこの辺で