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パソコンで音楽制作(覚悟)




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「半角って何?」

パソコンを初めて買った時は、
解らない用語だらけで途方に暮れました。

私「解らない」
友人「何が解らない?」
私「何が解らないかすら解らない」

こんな会話を何回した事でしょうか!
パソコンで音楽制作をすると更に
専門用語のオンパレード!
足を踏み入れるには少々覚悟が必要です。

まずは音楽制作ソフト選びです
最近ではDAWソフトと呼ばれています。
(デジタル・オーディオ・ワークステーションの略)

人気のDAWソフトでも自分のパソコンに
対応してるか確認しましょう
購入前にメーカーサイトの
DAWコンポーネントを調べると
推奨するパソコンのスペックも
事前に知る事が出来ます。

(人気DAWソフト)
・SONAR (Windows専用)
・Logic (Mac専用)
・Cubase(Mac,Windows両対応)
・ProTools(Mac,Windows両対応)


(下の画像はApple社のDAWソフトLogic Pro)
logicx.jpeg

DAWソフトで録音や編集をするのですが、
扱うデータは2つ
MIDIデータとオーディオデータです。
(そろそろ難しくなって来ました)

オーディオデータとは
自分の演奏するギターや歌を
録音したデータです。

パソコンとDAWソフトを持っていても
歌やギターを録音するには、
オーディオ・インターフェイスという機材が
別途必要になります。

オーディオ・インターフェイスって何?

例えばエレキギターを録音しようと思ってもパソコン本体には、エレキギターを接続する端子がありません。

アコースティックギターやボーカルの録音にはマイクが必要ですが、コンデンサーマイクの場合は48v(ファンタムパワー)と呼ばれる電源供給が必要です。

オーディオ・インターフェイスは
楽器やマイクを接続してパソコンに
繋げるための機材だと思って下さい。

少し難しい説明をすると、
マイクや楽器の音(アナログ信号)を
パソコンに録音するためには、
デジタル信号に変換しなければなりません。
この作業をオーディオ・インターフェイスの中にあるADコンバーターという部分が
処理をしてくれます。
下の画像は私が使っている
オーディオインターフェイス

MOTU 896mk3
motu896.jpeg

次にMIDI(ミディ)についてご説明します。
(Musical Instruments Digital Interfaceの略)

MIDIとは電子楽器の統一規格で
信号や接続ケーブルなども
同じ規格で統一されています。

っと言っても解りづらいですね!

例えばYAMAHAのキーボードを弾いて、Rolandのシンセサイザーから音が出せるのはMIDIという規格で各メーカーが
製品を作ってるからです。

下の画像はMIDIケーブル
このケーブルで様々な電子楽器を
接続する事ができます。


midi0011.jpeg

MIDIデータの良い所は
編集がとても簡単な事です。

間違った音を入力しても直に修正できる
テンポを変えるのも自由自在
例えばピアノの音色で入力して、
後からオルガンやギターの音色に
変更するのも簡単に出来ます。


私のブログもよく楽譜を掲載してますが、
楽譜作成にも入力にMIDIキーボードを
使っています。

下の画像は私が使っているMIDIキーボード
 
 PCR-M30
pcr.jpeg

MIDIキーボードは単体では音が鳴りません
信号を送っているだけなのです。

逆に信号を受けて音を鳴らす
MIDI製品もあります。
音源モジュールと呼ばれる製品です。
下画像はYAMAHA MOTIF Rack es

motif es


現在ではパソコンの性能が飛躍的に上がり
外部の音源モジュールが無くても
ソフトシンセやソフトサンプラーで高音質な
音楽制作が可能になりました。
一昔前は複数のMIDI機器をまとめて接続する
MIDIインターフェイス
という機材も必需品でした。
下の画像は私のMIDIインターフェイス

EDIROL UM880

um880.jpeg


MIDIの利点として、自分の持って無い楽器や弾けない楽器でも
パソコンのDAWソフトを使って
打ち込む事が出来ます。
少し大袈裟ですがオーケストラの交響曲も
バーチャルで制作する事が可能です。

DAWソフトで扱うMIDIとオーディオデータを
視覚的に見てみましょう

オーディオデータは波形で
MIDIデータはピアノロールと呼ばれる
点や線で記録されます。
下の画像、緑色がMIDI、
青色がオーディオデータです。
IMG_0208.jpg

MIDIデータを拡大してみます。
IMG_0209.jpg

上の写真2枚はiPadのGarageBand
というアプリです。
パソコンには及びませんがiPadでも
MIDIやオーディオデータを
扱えるようになってきました。


さて〜〜〜
今回のテーマに(覚悟)と書きましたが
パソコンでの音楽制作では、日常では使わない専門用語が大きな壁となります。
日本語のマニュアルを読んでいるのに
意味が解らない(汗)
読んでるだけで鼻血が出そうになる〜
こんな状況は日常茶飯事です。

例えばPHONESジャックを簡単に説明すると
「ヘッドフォンをさす所だよ!」
で済みそうですが、
多機能になるとそう簡単にはいきません
正規マニュアルなら尚更です。
少しだけ私の使用しているMOTU896mk3の
日本語マニュアルをご紹介しましょう!

「PHONESジャック」
初期設定のPHONESジャックは、離散的アウトプットです。(44.1/48KHz時)しかし、その他のアウトプットペアのシグナル(デジタル、またはアナログ)をミラー出力、もしくは独立したアウトプットとして機能することもできます。例えば、88.2/96KHz時にXLRメインアウトをミラーし、176.4/192KHz時にはアナログアウトプット1-2をミラーすることもできます。
.........つづく......

ある意味端的に説明されていて、
経験豊富な方なら「なるほどね!」っと
理解されるのかも知れませんが、
私は最初びっくりしました。
知らない単語は一つも無いのに、
意味が解らないのです。
このような状況は他の製品でも良くあります。
むしろ製本された日本語マニュアルが
付属しているのは親切な方かも知れません。
上記の引用だけでも少々の「覚悟」は
必要だと思います。

最後になりますが、MOTU896mk3は人気もあり評判も高い製品です。私は一度だけですが、メールフォームからサポートセンターに質問した事があるのですが、とても親切に分かりやすい回答を頂きました。日本語マニュアルの引用は、使うユーザー側にも基礎知識が必要であり自己責任で勉強する事によりハードウェア、ソフトウェアとも音楽制作に
活かせるのでは?
という思いを込めて書かせて頂きました。
私自身も更なる勉強をして、今後もDTM関連の情報をブログでご紹介出来ればと思います。




 今回はこの辺で





プロフィール

幸塚淑夫

Author:幸塚淑夫
Yoshio Yukizuka
 ♪ギタリスト♪
  東京都
 ♪ギター演奏
 ♪作曲&編曲

地下鉄成増駅より徒歩1分のコスモホール金曜日と月~土曜は徒歩5分ほどのプライベートスタジオでギターの個人レッスンをしています。このブログでもギター練習に少しでも役立つ情報をご紹介できれば嬉しいです。♪♪♪

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