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私を野球につれてって

アメリカン・ソングを弾き語り2

いよいよプロ野球のシーズンが始まりました。
国内リーグはもちろんですが、
最近ではアメリカのメジャー・リーグでも
日本人選手が活躍し目が離せませんね!

元日本ハムのダルビッシュ有
(テキサス・レンジャーズ)
dar1.jpeg

強豪なメジャーリーガーから
幾つも三振を奪う姿は爽快ですね!


今シーズンから楽天イーグルスの
田中将大選手も名門ヤンキースへ
tanaka1.jpeg


さて今回のブログは
アメリカン・ソングを弾き語り第2弾!
アメリカの野球ファンが最も愛する曲
Take Me Out to the Ball Game
「私を野球につれてって」をご紹介します。


1908年に作られたこの曲は
その後、7回裏の小休止
(セブンス・イニング・ストレッチ)で
観客が立ち上がり
声を揃えて歌うようになりました。
7thi.jpeg

身体を伸ばす目的より
これから試合の終盤
気合を入れ直して応援しよう!
という感じもありますね!

作曲はアルバート・フォン・ティルザー
作詞はジャック・ノーワース

野球ファンにこよなく愛されてる曲ですが
なんと作者の二人は、あまり野球に興味がなかったそうです。

ノーワースは、地下鉄の中で
野球の広告を目にしたのがきっかけで
この曲を作詞しました。
Jack Norworth(1879-1959)
Jack Norworth


作曲のティルザーは野球のルールも良く知らず
初めて野球観戦したのは作曲から
20年後だったそうです。
Albert Von Tilzer(1878-1956)
Albert Von Tilzer


球場で歌われるのは
曲の後半というかメインの部分で
テレビなどで流れるのも同じく
前半は省略されています。

参考までに前半の譜面を掲載します。
takeme2222.jpg


前半部の歌詞は1908年と1927年に作られた2つがあり
歌の主人公(野球好きの女性)の名前も
ケイティ・ケイシーからネリー・ケリーに変わっています。

冒頭の部分だけ比較してみます。
(1908年版)
Katie Casey was baseball mad
(1927年版)
Nelly Kelly loved baseball games


さて譜面まで掲載して何ですが
前半部は有名では無いので
気にせず捨てて良いでしょう

本番はここから
「私を野球につれてって」
メイン部分です。

まずは譜面でご紹介しましょう
今回はTAB譜も作りました。
take me m1

take me m2


歌詞 1927年版
(前半)
 ネリーは野球が大好き
選手の名前だって全員知ってる
試合の日は「がんばれ〜」と
叫ぶ彼女に会えるよ

ボーイフレンドのジョーが
「遊園地行かない?」と誘っても
ネリーはぶっちょう面
そして彼氏に向かってこう叫ぶのさ

(メイン)
私を野球につれてって
みんなが集まる球場につれてって
ピーナッツとクラッカージャックも買ってね
もう帰りの時間なんて絶対気にしない

さあホームチームを応援しよう
勝てないなんて弱気にならないで
ワン!ツー!スリー・ストライク
バッターアウト!
やっぱり野球はこうでなきゃ


1949年にはこの曲を元に
ミュージカル映画も制作されました。
主演はフランク・シナトラとジーン・ケリー
takedvd.jpg



YouTubeの動画をご紹介します。



もう1つ1908年の音源も紹介




歌詞に出てくる
クラッカージャックも美味しそう
crackerjack.jpeg


今日は野球でも観ましょうか!





  今回はこの辺で







プロフィール

幸塚淑夫

Author:幸塚淑夫
Yoshio Yukizuka
 ♪ギタリスト♪
  東京都
 ♪ギター演奏
 ♪作曲&編曲

地下鉄成増駅より徒歩1分のコスモホール金曜日と月~土曜は徒歩5分ほどのプライベートスタジオでギターの個人レッスンをしています。このブログでもギター練習に少しでも役立つ情報をご紹介できれば嬉しいです。♪♪♪

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