上を向いて歩こう
力道山に武者修行を命ぜられ
若き青年は1961年に初渡米
身長2mを超える大男
20代半ばの青年レスラーでも
62年から63年の遠征は
辛い過酷な日々だった
ダイナーで食事をする時
酒場でビールを飲む時
彼は注文より先に
ジュークボックスの前に立ち
コインを入れボタンを押す
いつも同じ曲を選ぶ
「SUKIYAKI」
唯一入ってる日本の曲だ
坂本九の歌声を聴きながら
遠い故郷を思い出す
青年の名は馬場正平
彼にとってこの曲は
大切な心の支えであった。
馬場正平
(ジャイアント馬場)
1938-1999

昭和歌謡を弾き語り4
日本が世界に誇る名曲
「上を向いて歩こう」
海外でも「Sukiyaki」として
今でもカヴァーが絶えません
数々の記録は金字塔となり
もはや説明は不要と思います
作詞:永六輔
作曲:中村八大
歌:坂本九
通称「六八九トリオ」

昭和36年に中村八大の
リサイタルで発表された時
永六輔は坂本の歌い方に
愕然としました。

永六輔の耳には
「ウヘッフォフフフィテ」
「アハルコホッホッホッ」
に聞こえ坂本がふざけてると
勘違いするほどでした。
坂本九の歌い方に関して
ロカビリーの影響
エルビス・プレスリーや
バディ・ホリーの影響など
諸説あるようですが
譜面の読めない坂本は
ダニー飯田に譜を読んでもらい
口移しでメロディーを覚えました
その時、音符に歌詞が
正確に入っていなかった為
歌詞を伸ばして歌うよう
飯田は指導したようです。
勿論それに加え坂本九の
歌手としての独特な感性が
大ヒットに繋がったのでしょう

それでは譜面でご紹介


YouTubeより
iPhone動画
ギターシンセGR-20
演奏:幸塚淑夫
明るい曲調の中に
しんみりと心に響く歌詞
聞いても自分で歌っても
言葉に表せない感情が
湧いてくる名曲ですね!
つらい時、泣きたい時は
歌ってみましょう!
そして
上を向いて歩きましょう!
涙がこぼれないように.....

今回はこの辺で